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by maggoo_3days
| 2013-04-25 20:19
ここで、アシスタントの方たちについて、少し触れておこう。
アシスタントの方々は、授業の下準備や、先生の指示に従って、デモンストレーションをするなど、緊張感の中で、テキパキと仕事をこなしていた。 中でも、日本料理の店で修行していたという女の人は、若いのに、厳しい目つきで常に、全体の進行を見回していた。 包丁さばきもたいしたもので、彼女がいかに厳しい世界に身を置いていたがが伺われた。 厨房の世界は、厳しくも怖い。 グラグラと沸くお湯があり、包丁も至るところにあって、凶器的な道具が揃っている中で、怒鳴りつけられると 厨房に入るのが怖くて仕方なかったと、かのフレンチのシェフ孤野扶美子さんも、語っていた。 どんな仕事も厳しい。崖っぷちに立たされる。 その瞬間に立ち会えるのは、貴重だ。 ともかく、プロフェッショナルな部分に触れる事ができるのは、自分を律するのに絶好な機会だった。 生徒のみんなとは、帰りの飛行機までの時間、気になるお店を食べ歩いた。 この気になるお店をリストアップしてくるのは、たいがい私だった。 平日でも、富山にいる私に、どこの店に行ったらいいかと、東京からよく電話が来ていた。 やっぱり、住んでいるとお店がありすぎて、情報が整理できないのだ。 それは自分の経験からもわかる。 こういう役目は、よそ者に限る。 スクールでは、当たり前ながら毎週課題が出た。 これが、私にはかなりの負担であった。 赤ちゃんがいる中、材料を揃えて、試作して、写真をとり、レポートを書かねばならない。 しかも、材料は、富山では売ってないようなものばかりでそれを入手するのも大変だった。 赤ちゃんが起きていると作業はできない、寝ているすきをと思っても、音で起きる。 夫が帰宅して、夕飯やお風呂など家事を済ませて、夜中の12時から、当時何かとフードに一緒にからんでいた友人と手伝ってもらいながら、課題をこなしていた。 そうこうしてスクールを卒業して、落ち着いた日常を取り戻した。 スクールに行かせてくれた夫と課題を手伝って支えてくれた友人、スクール探しの時にな何日も家に泊めて 応援してくれた友人に、心から感謝!! 落ち着いた日常をと思っていたのだが、好きな事に目覚めてしまっていた私は、自我と育児との葛藤で壁にぶち当たるのだった。 つづく ▲
by maggoo_3days
| 2013-04-19 09:39
「よ~し、行くぞ!」と息巻いていたが、食べ物の匂いを受けつけないとなると、料理を習いにいくのは、致命的。
しかも、東京まで行くとなると、体調に自信がない。 夫と話し合い、出産してから、通うことにしようと決め、早速、スクールに事情を説明するため、電話を入れた。 しかし、これが甘かった。 空席待ちをしてく人がたくさんいるなか、来年にスライドすることは、出来ないという返事。 妊娠していても、通っている人はいるから、来られないというのは理由にならないということだった。 確かにそうなんだけど、もっともなんだけど、それを承知した上で、スライドさせてほしいと何度も電話した。 それでも、なかなか、受け入れてもらえなかった。 私の中で、好きな事が見つかった、見つかってしまった以上、諦めることが出来なかった。 子供みたいで、嫌だったが、夫にも電話を入れてもらった。 すると、一発OK。 このことは、主婦って、無力なんだなと感じた一回目の経験となる。 そして、1年が過ぎ、出産を経て、春になった。 出産前には、全くわかっていなかった。育児がこんなに大変だとは。 予想をはるかに上回るという意味で。 私は、もともと申し込んでいたスクールのカリキュラムを変更しなければならないと悟った。 夫が休みの週末に授業があって、期間は最短で、取得したいカテゴリーもひとつに絞る。 日帰りは鉄則で、しかも滞在時間は短く。 交通手段も、バスで行こうと思っていたがそんなことをしたら、時間がかかりすぎる。 飛行機にチェンジ。 これらの条件を満たすカリキュラムに変更して、入学の準備を整えた。 生後3ヶ月の赤ちゃんを夫に託し、毎週土曜日、朝一番の飛行機で東京へ行く日々が始まった。 一晩に7回は起きるこの赤ちゃん、ほとんど寝ないまま東京へ向かう。 母乳のせいで、おっぱいが張るので、まず空港について、トイレで捨て、機内で捨て、到着した空港で捨て、スクールが始める前に捨て、授業中は食べ物の匂いに反応するのか、服にしみだしてしまうこともあった。 授業が終了して、また捨てて・・・と東京行きはおっぱいとの格闘もあった(笑) おっぱいを捨てる度に、赤ちゃんのことや赤ちゃんと格闘している夫のことを思い出し、申し訳ない気持ちだったり、心配だったりと切ない気持ちにもなった。 スクールでは、生徒のみんなに会っただけで、ものすごく刺激なった。 私みたいな人が、こんなに集まってる!と素直に嬉しかった。 コルトンブルーと掛け持ちしている人もいたし、ラジオ曲で秘書をしているとか、スタバで働いているなど、 様々な職種の人がいたし、将来の夢もそれぞれだった。 フードに関わる仕事って、たくさんあると頭ではわかっていたけど、それらを目指す人達と話していると実感として、受け取ることが出来た。 スクールの先生はもちろんだが、アシスタントの方たちのきびきびとした動きは、眼を見張るものがあった。 このアシスタントの方たちの話は、次回で・・・。 つづく ▲
by maggoo_3days
| 2013-04-10 09:59
みらいちゃんへの、募金活動を行なっていた救う会から、とても嬉しく、ありがたいお知らせが届きました!
募金額に達したそうです。(泣)H.Pをご覧になって下さい。 料理教室Maggooでも、募金に協力してくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました。 ▲
by maggoo_3days
| 2013-04-06 08:19
皆さん、いつも、料理教室に来てくださり、ありがとうございます。
今日から、お申し込みがスタートしましたので、よろしくお願い致します。 お待ちしています! ▲
by maggoo_3days
| 2013-04-01 21:05
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